シェアハウスに住まないなんてもったいない!関東関西シェアハウス居住経験者が語るシェアハウスの内情

僕がこれまで住んできた3つのシェアハウスについて、それぞれどんなハウスだったか、人間関係はどうだったかを交えながらシェアハウスの良さを紹介していきます。

全て僕の経験で書いているので、正確には「私の周りでは〜だった」「〜な傾向がある」「だろうと思う」と表現すべき事項も、テキストを短くするために「です」「ます」と断言しています。また、この記事は何ら根拠となるデータはなく全て主観です。ご承知ください。

高級住宅街の国際的シェアハウス

僕が初めて住んだシェアハウスは、高級住宅街に立地し、7割〜8割程度が海外の方で構成されるシェアハウスでした。
建物自体は3階建で個室が40室ほど、各フロアにシャワールームと洗濯機が3つずつくらい、1階にリビング、ワーキングスペース、シアタールーム、こたつのあるリラックスルームがありました。昔ながらの一軒家にみんなで住むタイプではなく、今時のシェアハウスの主流であるプライベートも確保されたタイプですね。

水道光熱費込みで7万円くらい。
地区の相場的には一人暮らしより安い価格です。

平均年齢は28歳程度。一番多いのは27〜30歳くらい。
関東で家賃が10万円近くまで上がってくると35歳くらいがボリュームゾーンになるハウスも出てきます。

海外の方が多いハウスではありましたが、国際交流色の強いシェアハウスではなく
グローバル企業に就職したところ勤務地が日本でした。という方が多く、日本語勉強したくて入居します!英語勉強したくて入居します!という方は少なかったです。

帰国子女や海外出身の方が、どうせなら色んな人のいるハウスに住もう〜と集まった様子で
前のめりに「交流したい!」という雰囲気はなく、
「今日ハウスにいる人多いしみんなでご飯作ろー」とか
タイ出身の方が「タイ料理作ったからみんなで食べよー」とか
高度に企画されたイベントはなく、ゆるく共同生活しています。という感じでした。

気になる人は気になる色恋沙汰について

「シェアハウス」に住んでいると言うと、色恋沙汰について多く聞かれますが
中学高校大学や会社よりそういう話は少ないと思います。
※乱れたハウスの話も聞きますが、あくまで少数派です。

中学(僕の中学時代は純粋無垢だったので恋愛なんて遠い話でしたが)や高校は、同年代の近い地域出身で、経験についてもそんなに差がない人たち集まっていて、部活なんかでは苦楽を共にするので惹かれ合うことは容易に想像できます。

大学もですよね。同じ年代が集まり、且つ比較的同じことに関心がある人たちが集まっている。
会社もそう、その会社に入社したという時点で近しい性質の可能性が高いですし、大会社ならば同年代もたくさんいる。それでもって多くの時間を同じ拠点で過ごすんですから、これもカップルが誕生するのは想像に難しくないですね。

一方シェアハウスです。一緒に住んでいるですからカップルが誕生することはやはりあります。
けれど(近い年齢が集まったハウスもありますが)年齢も趣味も性格も出身も仕事もさまざまな人たちが集まっているので、男女の人数の割に恋愛の話は少ない気がします。このハウスでは僕が住んでいた時は20数人いましたが恋愛関係のある人の0人でしたね。

一番多いのはパートナーがいない人、次は外部にパートナーがいる人でした。

フットワークが軽い人が多いので住人の休日外出率は高く、早くから予定を合わせに行かないと一緒に住んでたけどどこかに遊び行ったことなかったね、なんてこともよくある話だと思います。

短期で引っ越してしまう方も多く、付き合ったとて…という考えもあるかもしれません。

余談ですが、、彼氏彼女作ってやる!!!みたいな鼻息荒い人はそもそも入居できない可能性もあります。。
シェアハウスに危ない人が入居することは問題なので、多くのハウスで通常の賃貸とは異なった審査があります。
僕がこれまで入居したハウスは全て契約やハウスルールの話とは別に、1時間以上の面談がありました。

ここまで読んで気を落とされた方がいらっしゃるかもしれませんが、もちろん理想のパートナーに会えることも十分あり得ると思うので気を落とさないでください笑。コンセプトがはっきりしたハウスの場合では、大学や会社より気の合う人が沢山いるので!

ちなみに僕がこれまで住んできたハウスは全て女性比率の方が高かったです。
あくまで僕の主観的なイメージですが、シェアハウス云々とは関係なく、男性より女性の方がアクティブで挑戦的なイメージです。男の方がよく言うと堅実、悪くいうと保守的。

豪華設備の超大型シェアハウス

シェアハウスの民は、同じハウスに2年いると古参側です。
シェアハウスに住む人にとって、引っ越しは気軽です。収納が少ないことが多いシェアハウスに住めるほど荷物が少ないですし、多くのハウスが敷金礼金が少なく解約・契約が気軽です。また、シェアハウスを通してできる知人には、同じくシェアハウスに住んでいる人が多く、色んなハウスの情報が入ってくるので気になるハウスに引っ越したくなることもしばしば。

そんなこんなで、僕も1軒目を半年で転出し、この大型ハウスに転入しました。

さて、このハウスのご紹介です。

建物は5階建、個室は100室以上、
洗濯機乾燥機は各フロア3つずつあり、1階にたくさんのシャワールーム、女性陣のみ銭湯並の大型の浴槽、
キッチンはホテルの厨房並の大型システムキッチン(IHは10台程度)、リビングには40インチテレビと80インチテレビ、コンビニあるような全自動コーヒーメーカーが無料で飲み放題、同じく飲み放題のソーダメーカーも設置
シアタールームもあり、そこに7.1chサラウンド音響と70インチスマートテレビ

家電は掃除機はダイソン、パーティーなどで使うホットプレートはBRUNO、トースターはバルミューダ

と、見るからに設備推しハウスです。家賃は水道光熱費込みで9万円ほど。平均年齢は30歳程度。
一番上は40歳くらいだったと思います。

僕は大型モニターで映画観たくて引っ越しました。あと前のハウスと異なりバイクが駐車できるところもポイント。

このハウスは良い設備を売りにしており、且つ毎日業者が清掃に入ることもありとても綺麗だったので、設備と綺麗さに惹かれて集まる住民も多く、あまり交流のあるハウスではありませんでした。

もちろん挨拶はみんなしますし、手料理を振る舞ってくれる方もいたり、たまにリビングで数人で集まって飲み会をしたりしますが、各人に完全なプライベートがあり、共用スペースのあるマンションに住むといった様子でした。
単身赴任されている方なんかもいらっしゃいました。

1年ほど住みましたが、前のシェアハウスのハウスメイトで遊びにいくことの方が多かったですね。

ちなみに、管理会社の意図なのか、ただ入居希望者がいなかったからなのかはわかりませんが海外の方もほぼいませんでした。

平均年齢が若くアクティブ勢が多いシェアハウス

次に入居したハウスはコンセプトが超はっきりしたハウスで、コンセプトを書くとシェアハウス界隈では有名な系列なので特定されちゃうので遠慮しますが、平均年齢は25歳ほどでフットワークが軽い人が多いハウスでした。

シェアハウスは大きく2種類に分けことができ、
ひとつは、良い設備を推し出す「不動産系シェアハウス」
もうひとつは、そこに住むことでどんな人たちに出会えてどんな経験ができるか押し出す「コミュニティ系シェアハウス」です。ここは完全に後者でした。これまで住んできたところはどちらかというと前者。

平均年齢25歳というのは、数あるシェアハウスの中でもかなり若い方だと思います。
私が入居していた時の住人は、
既存住人の勧めで入居してきたり、
既存住人による若い世代ばかりが写っているSNS投稿がきっかけで入居してきたりだったので、
自然の近い年齢層が集まったのかもしれません。
賃料が地域相場より安かったので、それも理由の一つかもしれません。

設備は個室が20部屋ほどで、一般的な戸建ての2倍くらいのキッチン。シャワールームが4つ、トイレ洗濯機が各フロアに2つずつある3階建。こたつやテーブルが合計で4つほどある広めのリビングと3人程度が丁度良いワーキングスペースといった感じで家賃は水道光熱費込みで6万円ほど。

ここは特別フットワークが軽い人が多く、週2回ほど住人で豪華なご飯を作って食べたり(秋には庭で秋刀魚やさつまいも焼いたりも)、毎週末のように住人だけだったり外部の友達+住人でだったり、アメーバのような柔軟な集団で毎週末のように旅行に行っていました。

コミュニティ型のシェアハウスに住むと人間関係の広い人と知り合いになるので、自然と自身の人間関係も広がっていきます。旅行が好きな人の場合、ハウスメイトづてにどんどん旅好きの友達が増えていき、バックバッカーが集まるゲストハウスに泊まったら、知り合いと、知り合いの知り合いばかりだったみたいな話も良く聞きます。
意外と世の中って狭いんですよねー

シェアハウスに住んだことのない方の持つ不安に「アクティブな人ばかりに合わせるの大変そう」というのがあるかもしれませんが、僕が思うにその心配は不要です。

本当にアクティブな人は、自分と異なる考えを持つ人が沢山いること、自分の常識は世界中にある常識の一片でしかないことを経験からよく理解しているので、自分と足並みが揃わない人のことを何とも思いません。
「自分が誘われなかった」とか「せっかく誘ったのに来てくれなかった」みたいの視野の狭い発想をそもそもしないので、人間関係は楽だと思います。

全国転勤のない会社や、狭い人間関係でやりくりするしかない中学高校の方がシェアハウスよりよっぽど面倒です。

シェアハウスのまとめ

帰った時に明かりがついている。リビングにいると誰かが居ていつでも話せる。等々“自分以外の誰かがいる”ことによる良いところも沢山ありますが、一番は「学校や仕事では出会えなかったであろう人たちと友達になれる」だと思います。だからこそ、どんな人が住んでいるかが重要なシェアハウスは一人暮らし以上に「ハウス選び」が大切になってきます。これはまた今度ご紹介したいと思います。

シェアハウスに住んでよかったこと(僕の場合、僕がこれまで住んだハウスの場合)

  • 学校や会社では出会えないような人に出会える→自分の当たり前ってちっぽけだったと気がつける。
  • 毎日同じ繰り返しでは経験できなかったことを経験できたりする。
  • 自分の個室の掃除だけで良いから楽(リビングや水場は業者が掃除してくれる)。

シェアハウスに住んでよくなかったこと(僕の場合、僕がこれまで住んだハウスの場合)

特に思いつかないです。。気の合わない人がいたら大変かもですね。

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