紹介している整備やカスタムは専門資格ならびに専門技能を持たない個人が趣味の範疇で行っています。細心の注意は払っているものの、当ブログを参考にした物品の購入(当ブログ掲載リンクからの購入等も含む)作業等により技術・法的トラブルや損害が発生した場合、ブログ運営者は一切の責任を負いませんので予めご了承ください。
- ウィンカー本体(左右分2個入り)
POSH アルミマシンドウインカー 71タイプ 091491-s6 - ブラケット
デイトナフォーククランプ - コネクタ
POSHコネクター式 ダブル球 - 絶縁チューブ
キタコ絶縁チューブ - 電球(左右分2個入り)
POSH ダブル球 090182
これら部品の選定理由は<こちら>でご紹介しています。
楽天での購入の場合はこちら
キタコ|kitaco 0900-755-08003 絶縁チューブ(PVC/内径φ8.3×2m) 汎用 1本
ポッシュ(POSH) バイク用品 ウインカー変換コードセット ホンダ新コネクター式 ダブル球 091575
デイトナ バイク用 ウインカーステー 41mmフォーククランプ 取付穴10mm マルチフォーククランプ ブラック 1個 69372
アルミマシンドウインカー 71タイプ ショートステータイプ ブラック/オレンジ ダブル球仕様 POSH(ポッシュ)
電球は楽天でしか見つからず
正規品/POSH Faith その他 ウインカーバルブ 12V21/5W CL 2P ポッシュフェイス バイク
取り付け
これが今回取り付ける部品です。
ウィンカーにコネクタをつなげている状態で、矢印の部分でフォーククランプを挟むように取り付けます。
この写真撮った後、絶縁チューブを通すためにコネクタ、ボルト、ワッシャー全て外しています。
コネクタ、ボルト、ワッシャーは最後の最後に通しましょう。外すの面倒です。

フロントのウィンカーコネクタは、ヘッドライトカバーを外してアクセスできる配線類の中にあります。このボルトを左右ともに外すことでヘッドライトカバーを取り外せます。

そして、このビニールの中にウィンカーのコネクタが入っています。
コネクタは力を入れずに簡単に取り外せます。爪が引かかって外れないようになっているので、それをちっちゃいマイナスドライバーで持ち上げると簡単に外れます。
純正ウィンカーから伸びているケーブルを辿ることで、どのコネクタか分かるはずです。純正ウィンカーは、ウィンカー根本に付いているプラスネジを1本外すだけで、簡単にフロントフォークから取り外せます。

繋げてみて、方向指示、ハザード、両方使えることを確認したら取り付けです。

取り付け後の写真しか無かったです。。
こんな感じで取り付けています。ケーブルをトップブリッジの上を通しているのは、ケーブルが長いのでわざわざ遠いルートを通しています。切るの面倒ですし…
絶縁チューブとウィンカーまでの隙間は、ビニールテープで巻いて防水にしています。

見ての通り、ハンドルをフルで切ってもタンク等に当たりません。良かった。


結構明るいです。




保安基準チェック
さて、次は保安チェックです。
250cc以下のバイクは車検が無い=公的機関のチェックが受けられないため自分で細かく確認する必要があります。
レブル300国内販売して欲しかった。。ほんとに
保安基準は道路運送車両の保安基準に定められています。
抜粋すると以下。ほんと読みにくい文章でした。
これ、各バイクメーカーでは図解したり簡略化して社内資料作ってそう。完全に無駄な社会コストですね。
- 灯光の色は橙色
- 光源のワット数は10W以上60W以下
- 照明部の面積は7㎠以上
- 灯器が損傷し、又はレンズに損傷がないこと
- 毎分 60 回以上120 回以下の一定周期で点滅すること
- フロントは最内縁が240mm以上離れていること
- リアは照明部中心が150mm以上離れていること
- バイクの中心面に対して左右対称で付いていること
- 地上 2.3m 以下の位置に付いていること
- ウインカーの内側方向20°外側方向80°の範囲において全ての位置から見通すことができること
内側方向20°というのが、きちんとした設備がない環境では確認が難しいのですがが、分度器使って地面に線を引いて頑張りました。
内側に30°くらいのところから見た絵です。うん、OKそう。
けど、少し見にくいのでロングステー版のウィンカーに変えることにしました。

保険の話
さて、改造したバイクでも保険が効くのか僕が加入している任意保険の約款を確認しました。
車両補償
交換したパーツには当然補償は効きません。
カスタムしてあっても法令遵守していれば、純正部分は補償が効きそう。
賠償補償(これは大事なので電話でも確認しました)
被害者救済の立場から、被害者への支払は行われる。ただ、保険会社からその支払い分を請求される可能性がある。
違法かつ悪質な改造でなければ請求はないと思うが、それはその時々の判断。
ロードサービス
おまけで付いているロードサービスはメーカーの示す仕様と異なる場合は効かない。つまり、少しでも弄ったら無効なので僕はもう使えません。原則的には
オプションで加入したロードサービス特約は違法改造でなければ効きそう。たぶん
シンプルにまとめると
車両補償:カスタムすると効かなくなる
賠償補償:違法カスタムすると3億の借金背負うかもよ
ロードサービス:よくわかんないけど、明らかに不良整備不良カスタムしてなければ効きそう
となります。もちろん実際はもうちょっと融通が効くかもしれませんが、一応頭に入れておいたほうが良さそうです。
車検という制約から解放され、自己責任の世界へようこそ。って感じですね。


